魚の生態系が破壊されている。それなのに何故?

琵琶湖でブラックバスが最初に発見されたのは約1974年頃で、その獰猛な繁殖力で既生魚のコイの幼魚やヨシノボリ、タナゴ類、アユ、フナ、ヒガイ、そしてエビなどの甲殻類を食い荒らして既生魚が急速に姿を消しつつあります。

そうした中、琵琶湖では滋賀県や漁業関係者達が大変な努力で、魚の保護、増殖に取り組んでおられる事は新聞・テレビで承知し、私(くまさん)も釣師の一員として何かの協力をしたいという気持ちをもっています。

私はここで声を大にして訴えたい事は、外来魚の駆除に賀県や漁業関係者達が大変な努力をしているにも関わらず、テレビのフイッシング番組の中でルアー釣りがよく放映され、特にオオクチバスのフイッシングについて、”プロ”と称する釣り人が、リリースしている映像を目にします。

現在、日本で魚の生態系が破壊されている事は多くの人が知っている事で、ましてや、テレビ局又は釣りに関係する者は知らない筈がない。

テレビ局は一方では外来魚の撲滅を訴えながら、内容も吟味しないでリリース映像を堂々と放映する姿には許せない!

私から言えば、ただ魚を取り、己だけが楽しみ何も考えない釣り人は、決して”プロ”とは言えない。 俺の前に出てくるな!