騙されてはいけない、政治家の発言撤回

久間防衛相が「原爆投下はしょうがない」と発言した件、各方面で現在問題になっているが、講演で第二次大戦での米国の原爆投下を容認するとも取れる発言で、当然被爆者の長崎、広島の方達は怒り心頭だろうが戦争孤児である、くまさんも許し難い発言と捉えている。

安倍晋三首相はその発言に対し、「米国の(当時の)考え方について紹介したと承知している」として問題はないとの認識を示しるがそれも問題だ!

今回は特に閣僚で、ましてや防衛大臣の発言の撤回であるが過去においても度々そういった事があり政治家の発言は重いと言われながら、発言の撤回や訂正ですまされてきているのである。

発言するからには、それだけの考えがあって述べられるもので人に言われて撤回・訂正したとしてもその人の考え方は変わらないのではないか?

昔から 『朝三暮四(ちょうさんぼし)』 ということわざがある。

目先の違いにとらわれて、全体のことに気づかないこと。知恵(ちえ)のある人が、知恵のない人をまるめこむ或いは騙す事とも言われていて、今回の件もそのようなケースで、一時的に撤回・訂正しても、何等変わっていないと言う事である。 騙されてはいけませんぞ~!