遅きに機した!
三洋電機の井植敏雅社長が2007年3月27日、経営責任を取って辞任した。
「実力のある人が世襲するのが最高のパターンだ!」と社長就任発表の記者会見で、父親の当時三洋電機会長 井植敏が世襲批判に対し、そう言い切った。
しかしその後、会社存亡をかけた提携交渉に失敗又、製品の欠陥、会計処理の問題等々など、見通しの甘さや誤算が続き、経営者としての責任に対し「構造改革をやり遂げるのが私の経営責任だ」と繰り返すだけだった。
遅きに機した感じである。
1950年4月、今回辞任した社長の祖父である井植歳男が、松下電器を離れ現在の三洋電機を設立、その後井植一族で引き継がれてきたが、創業者井植歳男の息子である井植敏(前会長)から
三洋電機はおかしくなって行った。
昭和25年設立より多くの従業員たちが、一生懸命働き積み重ねてきた財産を一親子がめちゃくちゃにした。
多くの従業員、家族、株主がどれほど迷惑をしているか、くまさんは、OBであるがゆえ言いたい!
一族から離れて早く再建してもらいたいと願っています。