おかしいと思わない? 京都市の口利き防止条例案可決
このおかしい条例案、20日開会した京都市の2月定例議会本会議で、議員が市職員に対し不当な圧力をかける、いわゆる口利きを禁じると言うもので、[市会議員政治倫理条例案]が、全会一致で可決された。
1.疑惑を持たれる金品の授受をしない。
2.職員の公正な職務の妨害をしない。
3.市が行う契約などで特定の者のための働き掛けをしない。
4.市職員の採用や異動に関する働き掛けをしない。
以上の禁止する行為だが違反しても新条例では罰則は設けていないと言うもので、自民党市議が中心で提案し今回可決された。
これを見て、おかしいと思わない? 全くもって市民をバカにしている!
1~4項の内容で、例えば、不正な金品授受をしないとか、職務を妨害しないとか・・・
こんな事を決める以前の問題で、子供に対し、人の物を盗ってはいけないよ、弱い人をいじめたらいけないよ!
と教えるのと一緒で、大の大人がわざわざ条例にしなければならないこと事態、非常に情けなく感じる。
事の発端は神戸市議が収賄で逮捕されるなど政治倫理への関心が高まっているからだと述べられているが、それであれば尚更、違反した者になぜ罰則規定を設けないのか?
議員を辞職する位の規定を設けないのか?
悪いことをしてもお咎めなしでは、全く意味がない!
上記の建築物の高さ規制強化を柱とする市の、新景観政策関連6条例と一緒で、政治家は自分たちの都合の良いように条例を作り、無駄な時間を費やし、無駄な税金を支出している。
これで政治倫理が高まるのか?