ガス湯沸かし器で又死者がでた!
昨年のパロマ工業に続き、業界最大手のリンナイの製品でも一酸化炭素中毒による犠牲者が出ていたことが判明した平成12年以降、一酸化炭素(CO)中毒事故が相次ぎ、横浜市などで3人が死亡、鹿児島県などで12人が中毒を起こしていた。
事故が起きた湯沸かし器の器具にはいずれも多量のほこりが付着しており、給気不足で炎が延び、湯沸かし器内部に多量のススが付着。
このために燃焼状態が悪くなり、COが発生したもので、不完全燃焼防止機能が働いて消火した後、何度も再点火をするうちにセンサーが故障し、同機能が働かなかったと考えられるという。
パロマ工業同様、企業責任は重大だが何れの事故の一部についても、使用時における取り扱い不備が問題でなかったのではないかと、企業を擁護するつもりは無いが、率直に私は感じる。
危険でない器具を使用するのと違い、危険である器具ほど取り扱いについては使用説明書をよく読み、正しく使用せねばならない事は言うまでもないことで、最近は何かあると即、企業責任が問われる。
それだけ企業は責任を負っていることだと思うが、社会風潮として例えば、いじめの問題にしても、いじめた側を社会的に一方的に責め立てるが、中にはいじめられる側にも問題があるような気がしてなりません。
なにごとも冷静に見て判断せねばならないのではないかと思う事があります。