エアコンのドライモードは省エネか?

エアコンの運転モードに、除湿運転(ドライモード)というのが有りますが、ドライモードを使用すればなぜ省エネになるのでしょうか?

←視聴者からの問いに対し、電気保安協会及び東京電力・関連電力会社はホームページ上で、除湿運転を効率的に使えばドライモードは省エネになりますよと言う、訳の解らない回答をしている。

それに対し一言申し上げたい!

効率的に使えば・・・・・・・の条件の中身には、例えば、冷房運転時の室温設定温度を26℃とした場合、除湿運転(ドライモード)を28℃にすれば省エネになると言っているのです。

温度を上げれば電気代が安くなるのは当たり前であってつまり温度を高く設定して使う事が、効率的な使用方法なのか?

除湿にすれば体感温度を上げられると力説しているが、冷房⇔除湿の消費電力を比較するならば、設定温度も一定で、比較検討するのが当然であるべきである。

そもそも、エアコンの運転モードに、除湿運転(ドライモード)というものは、部屋の温度を下げずに湿度(絶対湿度)だけを下げるのが目的であって、実際には冷房時にくらべ、湿度は約20~30%低くなりますが、電気代は、設定温度が一定であれば高くなるのが一般的な常識である。

近年エアコンの機能充実に伴い、再熱をリヒート方式(高温・高圧冷媒ガスを利用)で設計されているため、過去から比較して消費電力は減少しているが、今回の掲載内容は的が外れていると言わざるを得ない。

公的機関はもっと、キチンとした正確な、情報を消費者に示すべきである。