小泉純一郎首相の靖国神社参拝の問題について一言!

8月15日、今年で61回目の終戦を迎えたが、振替ってみれば61年前私が3歳、当時の状況はあまり記憶がないが 間違いない事実は、父がフイリッピンの南方へ繰り出され戦死した事。

しかも遺骨・遺品すら無く、いつどこで死んだ事も 現在になっても解らない事で尚且つ、私が生まれた時に死んだのか、生まれる前に死んだのかも不明である。

その為、4人の子供の内2人が死に母親はそれが原因で、過労で私が10歳の頃に死んでしまった。

現在、靖国神社の問題で小泉純一郎首相の参拝がどうかを大きく捉えられているが、私戦没者遺族として感じる事は、 心底からこのようにしたのは本当に誰が責任者なのか?、

大黒柱を失い家族を死に追いやり、後々までその傷跡を残して、まともな生活を出来ないようにしたのは 誰の責任なのか?と言いたい!

戦争責任者を特定して現在、靖国神社での合祀うんぬん・・・を議論しているが、 私に言わせばばかばかしく感じる。

何故ならば戦争を始めるきっかけを作ったのは、国政を預かる当時の 天皇及び特に政治家ではなかったのではないか!

そんな政治家達が、現在政権の主要ポストを二世・三世議員で 占めていて、僻みぽい言い方をすれば私達と違い、二世・三世議員の親或いは祖父・親族(当時の国政を預かる者)が、戦争で生き延びられた事で財産を蓄財し、平民が出来ない高等な教育を受け、その道筋があったが故に 現在政治家としていられるのではないか?

過去の経緯をよく考えるべきである。

政治家として、親或いは親族が行った戦争を、二度と起こさないと言う気持を感じているのであれば、 なにも靖国神社へ行って参拝しなくても、ただ遠くで手を合わせても出来るのではないか?

直接・間接であれ、戦争責任者が合祀されている靖国神社への参拝は控えるべきではないか?

政治家だけが、何故靖国神社に拘るのか、私は解らない。!!